2010年3月28日アニメ感想

夢色パティシエール / recette 25 さよなら樫野

この分かり易いサブタイトルには、何か裏の意味があるのではないか。そんなことを考えていたのに、チームいちごは本当にチーム小城に負けてしまいました。まだ3位決定戦が残ってはいるものの、この敗北はショッキングです。
とは言え、樫野が、仲間とスイーツを作ることの大切さを理解したり、ムッシュ・レオンに認められたりしましたので、負けても得るものはありましたね。おそらく、いずれ樫野は戻って来るでしょうから、その時こそ、チームいちごがその真価を発揮すると思います。
にしても、オジョーもやることが汚いですね。家の力を利用してムッシュ・レオンに手解きを受けると言うのは、技術を向上させたい一心でのことだと評価出来ますが、デザインをパクらせたり、チームいちごのキッチンに温風を送り込む不正を褒めたりするのは、明らかに一線を越えています。ここまで来ると、オジョーのことを嫌いになってしまいそう。

はなまる幼稚園 / じゅうに「はなまるなクリスマス」「はなまるな気持ち」

前半。つっちーと釣り合うようになりたいの想いから、夢の中で大人化する杏。しかし、いざつっちーに会いに行こうとすると、つっちーのことを忘れてしまい、なかなか思い出すことが出来ませんでした。最後には思い出してキスを交わせましたけれども、そのことがかえって、杏の恋は夢でしか叶わないものであることを示唆しているかのようで、しんみりしてしまいました。
後半。桜が先生との距離を縮めることが出来たのは、つっちーの叱咤激励のおかげ。自分は山本先生に対してヘタレの癖に、桜にはあんなに強気なことを言っていたんですねw つっちー→桜→杏→つっちーと、1周回って戻って来た「好きって気持ちは何よりも強いんだから!」に励まされ、つっちーは再度告白しようとするも、山本先生の天然っぷりの前に撃沈。アニメなりの結論は出ませんでしたね。
全12話、総じて悪くはなかったのですが、しかし、どこか物足りない作品でした。「これだ!」と言えるものが1つあれば、もっと面白く感じられたのになあ。