7時間40分の耐久戦

金曜深夜は、「ロッポンギ・アニメ・ナイトそらのおとしものイッキミNIGHT!&重大発表会見!!」に行って来ました。


会場は、3月末の合同オールナイト上映会と同じく、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。但し、今回はスクリーン2です。
私の席はF列でしたが、スクリーンも舞台上の人間も見易い、なかなか良い場所でした。


23時、「太陽がくれた季節」が流れて、イベント開始。まずは舞台挨拶がありました。司会役は本多真梨子さんと合田彩さん、そしてゲストは野水伊織さん、美名さん、大亀あすかさん、福原香織さんとなっていました。夜なのに「こんにちは」と挨拶したり、他の人の会話にツッコミを入れるのに失敗して変な空気を作ってしまうなど、福原さんは相変わらずのご様子w
もう既にフォルテのアフレコは始まっているとのことですが、2期はそはら(むしろ美名さん)が毎回暴走しているようですw
そして重大発表。イカロスtwitter開始。フォルテ本多さん、合田さん、高橋夢波さんが智樹バスターズ(智樹をいじめる3人組)として出演。などとダミーの重大発表も2つありつつ、本当の重大発表は、本日のゲスト4人によるユニット「そらの少女TAI♪」始動についてでした。9月19日の前夜祭では、4人で「天使のウィンク」と「不思議Tokyoシンデレラ」、そして福原さんがソロで「ラズベリー・ドリーム」を歌うとのこと。続く9月23日のtvkアニメまつり2010では、同じく福原さんソロの「ラズベリー・ドリーム」に加えて、野水さんもソロで「ラッキィ・リップス」を歌うそうです。さらには蜂屋誠一プロデューサーからは、そらの少女TAI♪の着うた配信が9月20日から始まるとの告知もありました。
本イベントは「そらおと ビッグバン・サマー!」の一環と言うことで、キーワードが発表されました。キーワードを3つ集めて応募すると抽選で貰える賞品として、そらの少女TAI♪による寄せ書きサイン色紙×3他が用意されているそうです。
そして、フォルテの放送開始を控え、本誌の方でも動きが。少年エース2010年11月号には、1期総集編DVD(保志総一朗さん、早見沙織さん、福原さんによるオーディオコメンタリー付き)が付録されるそうです。


舞台挨拶は40分程で終わって、23時40分からは1期全14話の上映が始まりました。2話連続上映→休憩兼「仮面プロデューサーのダラダラトーク」→2話連続上映→…と言う流れが、30時40分(翌6時40分)まで続きました。2話毎に休憩があることによって、終了時刻が遅くなって、かえって体力を削られたような気もしますw
勿論、仮面Pさんの話は面白かったですけれどね。これから上映される2話分の見所や制作秘話などを話してくれました。智樹の股間を隠す羽根マークは、黒丸で隠すのがTV局NGだったことから生まれた、瓢箪から駒的なものであるとか、スタッフを二分する論争がたびたび起きていたとか。第8話のサバゲーイカロスに死体の山を踏ませるべきか否か(結論として後者を採用)、第9話のEDとして男性視点で作られた「初恋」を採用するべきか否かなどなど。
上映時間を短くする方法としては、(3〜8話と10話の)OPをカットすると言う手もあったと思うのですが、ちゃんと全話OPがあってホッとしました。やっぱり、OPも含めてのそらおとですからね。


こうして一気に全話通して見ると、色々改めて気付くことがあります。例えば斎藤久監督が、そはらチョップに達人のカットを差し込む演出に飽きて行く過程とかw イカロスは前半、驚く程、台詞が少なかったこととか。後半は感情を見せるようになって台詞も増えて行きますが、しかしそれと同時にニンフも可愛くなって行くんですよね。9話以降を立て続けに見れば、ニンフルエンザを発症せずにはいられない。


そして、今回初公開となった第14話「プロジェクトピンク」。時系列的には13話の後で、これまたニンフ回。そして智樹の行動がヒド過ぎて、13話のあの感動を返せと言いたくなりましたw こりゃテレビでの放送を諦めたのも頷ける。
14話には顔見せ程度にとも子も登場するのですが、何だか保志智樹に対する藤田咲さんのシンクロ率が、第11話よりもさらに上昇した気がしますw
そう言えばこの回では、会長がニンフの心を抉るようなことを言うのですが、何だかんだで根は良い人であるアニメ版の会長にアレを言わせるのはどうなんですかね。まあ、ニンフもさらっと流していましたから、見ているこっちとしては、お互い仲が良い故のブラックジョークとも思えるので、それで良いのでしょうか。
ちなみに第14話のOPは、吉田仁美さんがメインのSE付きでした(要するに第12話と同じ)。


上映が終わった後の仮面Pさんからの挨拶では、「そらおとは祭りである」「そらのおとしものは足し算しかしない」など、力強い言葉を頂きました。後者は、新キャラの登場やそらの少女TAI♪の結成があっても、それ以外のキャラの出番が減るわけでも、他のキャスト陣の歌がなくなるわけでもないと言う意味。


劇場からの退出時には、今回のゲスト4人による手書きをコピーした「完走証明書」が貰えました。それぞれ自分のキャラの絵なんかも描かれていたりして、なかなかに豪華です。