みんなを変態にする番組

その後は、秋葉原から日比谷線で神谷町に直行。『放送出来るか!?TVアニメーション「そらのおとしものf(フォルテ)」〜大前夜祭〜』に参加するためです。


会場はラフォーレミュージアム六本木。16時45分に到着すると、既にかなりの人が並んでいました。先行予約券組(番号A)の待機スペースは、A001〜200、A201〜400、A401〜と言うように分けられていました。薄々分かってはいましたが、A500番近くの私は、先行予約券組の中では結構ハズレの番号でしたw
先頭が見えないのでいつ開場したかは分かりませんが、私は17時25分に中に入れました。会場内はオールスタンディングで、大体前から10列目辺りの中央の場所を確保。
開演までの間、天井を見上げながら今日はパンツが上から降って来ないかどうか確認しようとしている人を何人も見掛けて、笑えましたw


18時10分近くになって、イベント開始。
まずは司会役で美名さん、野水伊織さんが登場。開演前まではステージ上がどの程度見えるか不安でしたが、野水さんの顔が見えて一安心。身長的に考えて、大亀あすかさん以外はちゃんと見えるってことですからw
すぐに、保志総一朗さん、早見沙織さん、鈴木達央さん、高垣彩陽さん、福原香織さん、大亀さんも登場して、まずは各自挨拶。高垣さんの「会場の皆さんを半殺しにするつもりで頑張ります」との会長的発言や大亀さんの「私は変態」宣言などがあって、最初から大盛り上がり。早見さんはそんな会場の熱気に圧倒されて、上手く言葉が出て来ない状態になっていましたw


まずはテーマトークのコーナー。
1つ目『本当に「そらおと」に出演してよかったのか?』。これに対しては、主に鈴木さんが解答しましたが、アフレコ開始時、守形とイカロスは棒読みでお願いしますと言われてしまい、智樹を始めとする、遊びの余地の多い役が羨ましかったそうです。
2つ目「TV放映後の反響」。保志さんは「イメージが崩れる〜」と冗談めかしながらも、本人は智樹と違うと主張していましたが、野水さんからは、「保志さんは智樹そのまま」と評されていましたw


ここで早速、フォルテ第1話「キミも脱げ!帰ってきたユウシャ」の上映が行われました。箝口令が敷かれているので、テレビ放送前に内容に触れることは出来ないのですが、1つ言うとすれば、原作にはないアニメオリジナル部分を踏まえると、2期の方向性が少しは見えたかなって感じですかね。
ED「帰るから」も聴くことが出来ました。


上映後は、鈴木さんと高垣さんが司会役を引き継いで、再びテーマトークのコーナー。ここからは制作方面の話も聞きたいと言うことで、斎藤久監督、黄樹弐悠アニメーションプロデューサー、蜂屋誠一プロデューサーも登場。
3つ目「第2期が決まっての感想」。第2期から出演の福原さんは、やる気が出て来たと言うことを「ムラムラしてきた」と表現してしまい、アストレアに優るとも劣らないおバカっぷりを披露してした。青春ヒットパラダイスでの「アストレアとは365度違う」発言を鈴木さんにからかわれた福原さんは、自分はバカではないと言うことを証明するために雑学を披露することになったものの、その内容が「コンビニで売っているゆでたまごには味が付いていてすごい」と言う、しょうもないものだったエピソードも披露されましたw
斎藤監督や黄樹プロデューサーが2期決定を聞いた時の感想は、共に「(放送出来るかどうかと言う意味で)まずい」だったそうですw 黄樹プロデューサーがスタッフ陣に伝えた時は、まさに1期最終話の制作が放送落ちするんじゃないかと言うぐらい切羽詰まっている状態で、「またまた、そんな嘘でテンションを高めようとしなくても」的な反応で、蜂屋プロデューサーが来るまでは信じて貰えなかった、なんて裏話もありました。ちなみに、第2期制作が内部的に決定したのは、空を飛ぶパンツがYouTubeを通して全世界に反響を巻き起こした時だそうですw DVDの売り上げが出るまでは…と渋っていた人達を後押ししたとのこと。
4つ目「第2期はどうなっていくの?」。第2期はさらに変態度が上がり、先程上映された第1話のピークが標準状態となっているようです。
5つ目「アストレアは活躍するの?」。格好良いのは初登場時だけと言うことを何とかして否定したい福原さんでしたが、斎藤監督にまで、「(アストレアは)出落ち」と言われてしまいましたw
アストレアと似ている疑惑が掛かっている福原さん。アフレコ現場で、「粉骨砕身」や「疲労困憊」と言った四字熟語が分からなかったことをバラされてしまいましたが、それに対して福原さんは、「千葉では習わなかった」と言い訳。千葉出身のイベント参加者からブーイングを食らっていましたw
6つ目『「ここだけの話」 教えて!斎藤監督!!』。斎藤監督は、水無月すう先生から、まだ原作に描かれていない構想についても聞いて作っていることについてなど、綺麗なコメントをしましたが、黄樹プロデューサーに、「監督を止めてくれ!」との電話が掛かって来るとの内情が暴露されましたw
その後はキャストの方々がそれぞれフォルテの見所を語ったりしました。保志さんとしては、第5話に是非見て貰いたい智樹のシーンがあるそうです。


ここでそらの少女TAI♪メンバーが着替えのために退場して、残った面々に本多真梨子さんと合田彩さんも加わって、プレゼント大抽選会が行われました。
抽選はチケットの半券によるくじ引き方式で、出演者8名がそれぞれサインを入れたそらおとグッズ×8と、出演者全員がサインを入れたポスター×10(【男の子用】×5、【女の子用】×5)がプレゼントされました。
グッズの内、タペストリーに描かれたほぼ全裸のイカロスの姿を見て、早見さんは大層動揺していましたw


ビッグバンサマーのパスワード発表は保志さんの口から。智樹が言いそうな変態的キーワードが出るかと思いきや、意外と普通の言葉でしたw


そしていよいよ、そらの少女TAI♪登場。4人の初ステージが行われました。

曲順 曲名 歌い手
1 天使のウィンク 美名・大亀・福原・野水
2 ラズベリー・ドリーム 福原
3 不思議Tokyoシンデレラ 美名・大亀・福原・野水

4人の振り付けを見て、これは相当練習したんだなあと。4人の中で福原さんだけは、歌っている姿をちゃんと見たことはなかったのですが、意外と声量あるんですね。
レコーディング時、プロデューサーから「原宿の夕方」を目指していると言われたそうですが、最初に歌った時の評価は、美名さんが「新宿(歌舞伎町)の夜」、大亀さんが「新宿の夕方」、野水さんが「巣鴨」、福原さんが「代々木」だったそうです。福原さん以外は遠過ぎるw


マスク・ド・パンツからの告知では、そらの少女TAI♪は既に12曲が収録済みで、アルバムやらライヴやらの動きもあることが明かされました。今後が楽しみですね。ちなみにマスク・ド・パンツは急遽出番があることを知らされたため、被っていたのはいつものアレではなく、慌てて買って来たタイガーマスクでしたw
その他に新情報としては、新大陸発見部NEO+の結成なんてのもありました。メンバーは本多さん、合田さん、他男性2名。


嬉しいことに、ここで事前告知がなかった曲の歌唱もありました。

曲順 曲名 歌い手
1 岬めぐり 美名
2 夏色のナンシー 野水
3 春一番 早見・野水・美名

会場の期待に反して、「岬めぐり」ではパンツは飛びませんでしたw でも、これはこれで良いんじゃないですかね。青春ヒットパラダイスの時は、パンツに目を奪われてステージを見ていない人が多くて、美名さんが寂しそうにしていたので。
2曲目と3曲目の間には、そらおと〜ふぉーりん☆らぶ〜の宣伝もありましたが、早見さんは、先週行われたばかりのイベントを「何週間か前」と言うボケをかましました。さらに、野水さんが「春一番」を歌うのは3月ぶりと言ったのを「3ヶ月ぶり」と聞き間違えた上、突っ込まれるまで間違いに気付かなかったりと、早見さんの時間感覚はどうなっているのかとw
春一番」の振りを踊る早見さんが可愛くてどうしよう。


春一番」後はステージ上から誰もいなくなりましたが、そのまま終わるわけもなく、アンコールに突入。
まずは各出演者から最後の挨拶がありました。青春ヒットパラダイスの時もそうでしたけれでも、鈴木さんはイベント中、1番の変態っぷりを発揮しながら、最後には非常に真面目で良いコメントをするんですよね。「そらおとはキャストもスタッフも仲が良いが、それだけではなくて、本番が始まった時の切り替えがすごい」とか、「キャストはみんな台本が真っ赤。他の人へのダメ出しまでチェックして、自分の芝居にどう生かすか考えている。こんな現場、他にはない」とか。ただもう少し、後の人が言うことを残しておいた方が良いとは思いますがw
大亀さんが泣いて、福原さんなども貰い泣き。しかし、いまだに客の勢いに圧倒されている早見さんは、泣けませんでしたw コメントには全然まとまりがなかったことからして、泣いていないからと行って、平静だったわけではないのですけれども。
ここに来て、名古屋から駆け付けた吉田仁美さんがサプライズで登場。新OP「ハートの確率」の初お披露目があるかと期待しましたが、ちょっと流されただけで、残りは放送開始までお預けとなりました。
最後を締めたのはこの曲、「Ring My Bell (Main Vocal Hitomi)」。会場も一緒に歌ったりして、3時間超(18時10分〜21時20分)のイベントの締めくくりに相応しい一体感。歌いながら、とうとう早見さんも泣きましたw


終演後は、特典のポスターを貰って帰りました。【男の子用】と【女の子用】のどちらにするか、イベント前は結構悩みましたが、入場時に貰えたクリアファイルの表面が【男の子用】と同じだったので(裏面はそらの少女TAI♪)、【女の子用】を選びました。BL好きの女性スタッフが監修したと言うこのポスター、守形先輩がとても格好良いです。


放送開始前の前夜祭にしてこれだけの盛り上がりっぷりと言うことは、本祭があったらいか程だろうかと、楽しみにせずにはいられません。気が早いですが、2期EDを生でも聴きたいものです。後は、青春ヒットパラダイスでは歌われなかった、1期キャラソンの数々も。特に「Princess 37564」が聴きたいw