2010年10月30日アニメ感想

ジュエルペット てぃんくる☆ / 第31話「沙羅とサフィーでドッキ☆ドキ」

ようやく沙羅のプライベートに迫る回がやって来ました。6歳から政府系研究機関の寮暮らしでは、同年代の友達なんていないでしょうし、不器用な人付き合いしか出来ないのも仕方がないですね。でも、あかりの直向きさに心打たれて、沙羅は素直になれました。泣く沙羅の姿には、グッと来ましたよ。結局両親とは会えないままなのが気掛かりですけれども。さすがに6歳から13歳まで1度も会っていないなんてのは、かなり異常ですよね。実は両親は死んでいた、なんて展開は、この作品に限ってないでしょうが。
この回を見るに当たって注目していた点が1つありまして、それはミリアが絡んで来るのか否かと言う点でした。沙羅の悩みに深く関わるのは、ミリアにはちょっと荷が重いと思う一方で、全く関わって来ないと言うのも、未だにあかりを通しての仲にしか過ぎないと示されているようで残念だなあと、そんなことを考えていたんです。蓋を開けてみれば、沙羅の悩みを知ることはなかったものの、あかりが成功させようと頑張っている魔法の内容を沙羅に教えたり、最後にBBMを2人の元へ持って行ったりと、ミリアらしい関わり方をしていたんじゃないですかね。沙羅の方も、回想シーンでちゃんとミリアのことも思い出していて、安心しました。
そんなわけで、今回はなかなかに良い話でしたが、ジュエルストーン授与だけは頂けませんね。沙羅のジュエルストーンが11個となり、遂にリーチを掛けたのはめでたいんですけれども、あそこで突然ハーライト先生が訳知り顔でしゃしゃり出てくるのは、雰囲気ぶち壊しの蛇足以外の何物でもありません。