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オオカミさんと七人の仲間たちトークイベント「W伊藤の御伽話」@早稲田祭2010に行って来ました。


会場は、早稲田大学早稲田キャンパス15号館203教室。以前にも2回程、15号館にはイベントで来たことがありますが、今日は3年ぶりだったので、何だか懐かしかったです。
私の席はE列左寄りで、A列には人が入っていなかったため、実質的には4列目。なかなかに近い距離で見られて良かったです。ただ、中央に設置されていたスクリーンを避けて、ゲスト席は向かって右端に設置されていたので、列の割には遠く感じましたけれども。

  • オープニング

14時45分、15分遅れでイベント開始。司会役は早稲田流星街の方でした。
教卓の上に缶ビールが置いてあるのを見付けた伊藤静さんが、缶を手に取りました。しかし、中身は空。悔しさのあまり、缶を床に投げ付ける静さん。
伊藤かな恵さんは、司会の方から「早稲田侵略でゲソ祭」の話を振られると、「さっきまでゲソゲソ言って来ました」と挨拶しました。

  • 質問コーナー

応募時のアンケートにお二人が答えて行くコーナーでした。

    • 名前が同じで困ったこと

下の名前や役名で呼ばれることが多いので、同じ伊藤姓でも、特に不都合はなかったようです。

    • 最終回を浴衣で収録した時のエピソード

かな恵さんが可愛かったと、静さん。
自分で着付けが出来ない人のために、スタジオの一部を目隠しして、着付けが出来る人がやってあげたようです。
そこのスタジオでは以前から夏の時期には浴衣アフレコが行われていて、既に今回で4回目くらいと、静さんは話しました。

    • かな恵さんの抱き心地(静さんへ)

今日も会場の外で出番待ちをしている時、かな恵さんの後ろ姿が可愛くて、後ろから抱き付いたようで、抱き心地はとても良かったそうです。

    • 御伽銀行に依頼したいこと

以前かな恵さんは、アフレコインタビューでの同様の質問に対して、「組立式ベッドが組み立てられないので組み立てて欲しい」と答えていましたが、今は既に組み立てられているとのこと。但し、自力で組み立てたわけではなく、友達にやって貰った手伝って貰ったそうです。
静さんは、お店で色々なお酒を飲みたいのに、どれも1杯ずつ飲んでいると酔って味が分からなくなってしまうので、色々なお酒を1舐めずつ出来るシステムを作って欲しいとのお願いでした。
これを聞いたかな恵さんは、魚型の醤油入れにお酒をちょっとずつ入れるアイディアを思い付いて、何のお酒が入っているのか書くことも出来ると説明しましたが、静さんはそれに対して、猫撫で声で「可愛いね〜」と返していました。

    • MHP3でもがっつりランスですか?回避ランサー?ガードランサー?(静さんへ)

モンスターハンターポータブル 3rdでも、静さんが使うのはランスとのこと。ガードが8割、回避が2割だそうです。

    • 打ち上げでのエピソード

静さんはPS3が当たったエピソードを嬉しそうに話しました。静さんは胸に抽選番号の紙を仕舞って抽選の司会役を務めていて、自分で自分の番号を引いたのですが、その話がかな恵さんには上手く伝わらず、かな恵さんは、静さんがPS3抽選の時に、自分の番号を胸から取り出して当たったことにした、と勘違いしてしまいました。

    • 二面性を演じるに当たって難しかったこと

静さんは、おおかみさんとは口が悪いところが似ているが、おおかみさんは心は乙女なところが違うので、そこが難しかったと語りました。具体的には、台詞を「んだと、この野郎!」と読んだら、そこは台本通り「何だと、この野郎!」と言って下さいと、注意されたとか。
かな恵さんは、林檎の可愛さをどう伝えて行こうか悩んだそうです。そして腹黒さを表現するのも難しくて、段々声を低くすると良いとのアドバイスを受けながら頑張っていたようです。

  • おおかみさんと林檎さんのお悩み相談!

寄せられた悩みにお二人がキャラで答えて行くコーナー。答える際にはクジを引いて、「ツン」又は「デレ」の台詞を自分で考えなければなりませんでした。

    • 林檎と結婚したい

かな恵さんは「ツン」で、「無理ですの。私には涼子ちゃんがいますの」と、バッサリ切りました。静さんは「デレ」で、「じゃあ、林檎に言ってやってもいいけどよ、私のことはどうなんだよ」と、可愛い答え。

    • 留年しないで済みそうなので褒めて下さい

クジを引きはしたものの、何故かお二人とも「ツン」で答えることに。
静さんは「てめー、そんな当たり前のことで喜んでんじゃねーよ、このヘタレが!」、かな恵さんは「目標が低い人は嫌いですの」と、それぞれ全然褒めていない内容になりました。

    • 最近同年代の女の子になじられて気持ち良かった

かな恵さんは「なじる」の意味が分からず、「『殴る』と同じですか?」と、トンチンカンなことを言っていました。
静さんの「ツン」の答えは、「帰れ!」との一言。かな恵さんは「デレ」で答える筈だったのに、「頭がおかしいんですの」と、こちらも厳しい一言でした。

  • おおかみさんと林檎さんの新・御伽話!

赤ずきんのストーリー展開に関するクイズがお二人に出題されて、面白回答をした人が正解。正解者にはポイントが与えられ、勝者には「豪華粗品」がプレゼントされるコーナーでした。答えが思い付かない時のために、ヒントになる言葉が書かれた紙の入ったボックスも用意されていました。

    • 1問目:赤ずきんがおばあちゃんのところに持って行ったお土産

静さんの「底が二重になったお饅頭」が正解。時代劇で商人が悪代官に贈るアレです。
かな恵さんはコーナーの趣旨が分かっていなかったのか、真っ先に手を挙げて、「りんご」と普通の回答をしていました。

    • 2問目:狼が赤ずきんに回り道させるために言ったこと

静さんの「こんなに女子がいっぱいなのに勿体ない」が正解。実に静さんらしい答えでした。

    • 3問目:「おばあちゃんの目はどうしてそんなに大きいの?」に対する答え

静さんの「それはデリカットメガネを掛けているからさ」が正解。かな恵さんも「整形」と面白い答えを言っていましたが、司会の方の心には刺さらなかったようです。

    • 4問目:狼に食べられそうになった赤ずきんが言ったこと

ここまで正解なしのかな恵さんがボックスを使うも、なかなか良いヒントが出て来ず、何度も引き直している内に、静さんが言った「私は世紀末覇者ですのよ」が正解になってしまいました。

    • 5問目:赤ずきんとおばあちゃんが助けられた後、狼のお腹に詰められたもの

かな恵さんが「」と答えて、それがかな恵さんの初正解となりました。上手いこと言うもんだと思ったら、どうやらかな恵さんはすぐ前の客席にいた人から教えて貰ったようです。

    • 6問目:狼を井戸に落とす時に言ったこと

ここまでで静さんが4ポイント、かな恵さんが1ポイントとなっていましたが、最終問題である6問目の配点は10ポイントでした。
かな恵さんは、最後狼が井戸に落とされたことを知らなくて、「井戸なんだ」と思わず口に出しました。その発言を拾って、正解を与える司会の方。そんなわけで、かな恵さんが11ポイントを獲得し、4ポイントの静さんに勝利しました。「豪華粗品」の地ビール早稲田がかな恵さんにプレゼントされることに。

    • プログレッシブ赤ずきんちゃん

以上の回答で穴埋めをした台本を使って、前衛的な赤ずきんちゃんをお二人が演じました。静さんは狼とナレーション、かな恵さんは赤ずきん猟師を担当。
問題になっていた部分以外にも、赤ずきん台詞について「セクシーに」「兄を慕う妹のように」とディレクションが入っていたり、猟師中二病だったりと、面白い台本でした。そして、最後の「井戸なんだ」のオチが、シュール過ぎる。

  • おおかみさんと林檎さんの恩返し!

座席番号を使っての、プレゼント抽選会でした。賞品はお二人のサイン入りオオカミさんグッズ11点で、内訳はポスター×5、クリアファイル×2、デスクマット×1、原作第1巻×3となっていました。
11名の当選者が決まった後は、かな恵さんに地ビールの授与が行われました。お酒好きの静さんは悔しそうにしていましたが、実は静さんの分の地ビールも用意されていて、静さんにもプレゼントされました。静さんは、地ビールを持って来た女の子に抱きついたり、頭を撫でたり、連絡先を聞き出そうとしたりと、やりたい放題。

  • エンディング

最後にお二人から挨拶があって、15時50分過ぎ、イベント終了。


学生の方が司会と言うことで、始まった時はどうなるものかと不安でしたが、これがかなりトークが上手くて、ビックリしました。今まで行ったことのある学園祭イベントの素人司会の中では、トップレベルの素晴らしさでした。
今年はいっぱいあった、かな恵さんの学園祭出演もこれで一段落ですかね。1番行きたかった早稲田ゲソ祭に外れてしまったのは残念でしたが、平日で元々行けなかった法政を除いた4つの内、筑波・専修・早稲田オオカミさんには当選したので、まあ、これで不満を言うのは贅沢か。