2010年11月10日アニメ感想

えむえむっ! / 第6話「騒乱だらけのマイホーム」

最近の美緒様は、太郎に対するドM矯正それ自体を楽しんでいますね。初期の頃は、どんな苦痛を与えても喜ぶ太郎の反応に焦りつつ攻撃を加えていた感がありましたが、今や完全にSに目覚めてしまいました。
今回は、太郎の母・智子と姉・静香当番回。あそこまで異常に可愛がって来る母と姉がいては、太郎が反動でドMになってもおかしくないなあと納得しました。最終的には嵐子に対して罪悪感を覚えて泣いていたので、一応良識を一片だけは持ち合わせていたようですが。
そんなめちゃくちゃな砂戸家の様子を見て、嵐子はドン引きしても不思議はなかったのに、むしろ羨ましがっていました。それは嵐子自身が暖かい家庭に恵まれていないからですけれども、でも、太郎に好意を寄せているせいでもあるんじゃないですかね。あばたもえくぼ的な意味で。

薄桜鬼 碧血録 / 第十七話 玉響の夢

土方が遂に千鶴の血を吸いました。わざわざうなじから飲む必要があるのか疑問に感じつつも、いや〜、千鶴の血をなめ取る土方にドキドキでしたよ。ヴァンパイア騎士もそうでしたが、吸血シーンはなぜこんなにもエロいのだろうか。
千鶴は、すっかり土方の良い嫁ポジションに納まっていますね。風間との戦いで深手を負った土方が働き過ぎないように見張っている辺りなんかは、鬱々とした近頃の展開の中にあって、実に微笑ましい日常の一コマでした。
新政府に協力していた鬼達が、それぞれ個々の意思で動き始めました。人間と距離を取る雨霧は表舞台から離脱する一方、不知火は吉田松陰の想い出を胸に綱道を止めにいきました。そして風間は土方に執着を見せています。童子切安綱まで持ち出して来るとは、「紛い物の鬼」相手に本気出し過ぎです。まさに鬼に金棒って感じですが、土方の方も人間状態で風間を押していましたし、今度出遭った時には良い勝負になりそう。