トナカイの鳴き声はシャンシャンシャン

「伊藤かな恵　”メタメリズム”発売記念イベント〜伊藤家のお誕生日会〜」に行って来ました。

会場は、新小岩の江戸川区総合文化センター小ホール。到着して座席指定券を引くと、12列目の右方でした。1列10番から順に数えると、282/500の席なので、まあまあですね。

19時50分、開場。ステージを見ると、大きなソファーが置かれている中、見覚えのあるギターを発見。元々marbleの菊池達也さんがギターを弾いてくれないかなと期待していたのですが、Taylor 514CEがあると言うことで、それが叶うと分かって嬉しい限り。

20時5分過ぎ、司会役のランティス・櫻井優香さんが登場して、開演。
まずはかな恵さんを呼びこんで、トーク。今回のイベントは、会場の小ホールをかな恵さんの家に見立てて、そこで誕生会が行われていると言う設定で進行。櫻井さんは「かな恵ちゃんの本当の家に500人も来たら、みちみちになっちゃう？」と聞きましたが、かな恵さんは「みちみち」の意味が理解出来ませんでした。櫻井さんが「みちみち」を「いっぱいいっぱい」と言い直すと、かな恵さんは「私がいっぱいいっぱいってことですか？」と噛み合わない会話が続きました。

まずはトークコーナーと言うことで、事前に募集された「あなたが考える伊藤かな恵ちゃんの最高の誕生日のお祝いの仕方」がいくつか紹介されました。
最後にかな恵さんが1番のお気に入りを選ぶことになっていましたが、会場の人気の高さを受けて、「トナカイと一緒に食事」を選び掛けるかな恵さん。しかし途中で我に返って、結局「かな恵ちゃんのために花火を打ち上げる」を選びました。考えた人には、サイン色紙がプレゼントされました。

ライヴコーナーに移るに当たって、菊池さんとCooRieのrinoさんを呼び込み。菊池さんはチョッパーの帽子＆スリッパと言う出で立ちでした。
rinoさんは、かな恵さんへマフラーのプレゼント。しかしそんな良いシーンなのに、菊池さんがその横で、ギターのストラップを首に掛けようとするもチョッパー帽子が邪魔で掛けられないと言う動きをしていたため、会場の視線がそっちに向いてしまっていました。
ちなみに菊池さんのプレゼントは、玄関を通らなかったため、ステージには持って来られなかったそうです。

ライヴのセットリストは以下の通り。

曲順	曲名
1	メタメリズム
2	いじわるな恋
3	君がいれば

marbleファン兼かな恵さんファンとしては、菊池さんのギター生演奏でかな恵さんの生歌が聴ける日が来るとは、至福の時でした。最終曲の「君がいれば」では、かな恵さんの要求に答えて、会場はスタンディングで手拍子をしていました。かな恵さんは感極まったのか、2番からは涙で声が震えていたり。
セッションで歌うのが初めてだったと言う事で、かな恵さんはかなり緊張していたそうです。緊張のあまり、1曲目の後には、鼻をかむため舞台袖に捌けるなんて一幕もありました。
MCではかな恵さんがお二人に曲作りについて聞いていましたけれども、rinoさんはかな恵さんの声からすぐに、インスピレーションが湧いて来たそうです。貰った資料の中にあった大正野球娘。の「東京節」を聴いて、スタッフさんに「この子は誰ですか？」と思わず尋ねたとか。
今までかな恵さんに曲を提供したことがない菊池さんは、是非作りたいとのことでした。

ライヴ後には、rinoさんの生演奏による「Happy Birthday to You」と共に、ケーキが登場。かな恵さんがケーキに入刀して、会場全体でお祝いをしました。
最後にかな恵さんは、「皆さんの顔だったり空だったり、その時に感じたことをCDに残していきたいなと思います」と挨拶。
21時10分過ぎ、イベント終了。

ちゃんとした会場も押さえて、しかもカラオケではなくて生演奏と、シングル発売記念としては豪華なイベントでした。