2010年12月15日アニメ感想

えむえむっ! / 第11話「失われたメモリー」

この前催眠術で性格が変わってしまったばかりなのに、今度は記憶喪失とは、太郎の脳が心配です。いつもは太郎のドMっぷりが際立つこの作品ですが、その太郎が普通なってしまうと、周りの人間のおかしさが浮かび上がって来ますね。ああ、この作品には変態・変人しかいないのだなあと。
嵐子は、太郎との動物園デートを再現して、何とか太郎の記憶を復活させようとする。しかし微塵も反応はなく、失敗に終わります。一方、美緒様を見た太郎の反応は、「この人のこと思い出したい」。あれ、これって美緒様ルート突入ですか。
いや、嵐子も負けてはいないんですけれど。太郎は覚えていなかったものの、告白までしたわけですし。でも最終的には、太郎を元に戻したのは美緒様の一撃なんですよね。催眠術騒動の時も、太郎のドMを呼び起こしたのは美緒様でした。何だかんだ言って、最終的には美緒様なのかしら。

薄桜鬼 碧血録 / 第二十二話 夢幻の薄桜

分割2クールだった薄桜鬼も、遂に最終回ですか。島田や大鳥にあんなに柔らかく接するとは、土方も随分丸くなったものです。これが千鶴のおかげだと思えば微笑ましいものですが、死期が近付いていることを悟ったからだと考えたら、とてもとても悲しかったです。
ここのところ千鶴にデレっぱなしの土方は、とうとう「俺が誰より守りたいのはお前だ」「俺はお前に惚れてるんだろう」なんて言っちゃいました。そして甘い口付けを交わす2人。土方は第1話からずっとぶっきらぼうに振舞って来ただけに、遂にこの時が!と感動も大きくなるってものです。
蝦夷地まで土方を追い掛けて来た風間との最終決戦。まさか風間がタイトルの名付け親だったとは。勝負は土方の勝ちに終わりましたが、風間も、土方が倒れてもその度に立ち上がるまで待つと言う、律儀な戦いっぷりでした。風間を倒したものの土方も力尽きてしまいましたが、あれって死んでしまったのでしょうかね。灰になって消えていないことを考えると、あれこれと想像の余地がありそう。