明日は大丈夫?

『marble presents「空中迷路」Vol.14〜「ゆるmarbleの会」スペシャル忘年会 トーク&ライブ〜』に行って来ました。


今回はいつもとは違って、新宿SACT!へ直接電話を掛けてチケットを取る方式でしたが、1人を受け付けるのに約1分30秒掛かるのに回線が1本しかなかったため、なかなか電話が繋がりませんでした。予約受付開始から37分間、400回以上リダイヤルし続けて、ようやく予約を済ませることが出来ました。


新宿SACT!へ到着したらまず、受付でチケット代とドリンク代を払って、チケットとドリンク券を引換。私の予約番号は20番台でしたが、チケットの整理番号はちょうどそれより10番増えました。そして、抽選券(miccoさん直筆)も貰えました。


19時、開場。2列目右方に空いている席があったので、そこに滑り込んで開演待ち。
しばらくするとスタッフの方がチラシとアンケート用紙を配りに客席を回り始めましたが、どう言うわけかそのアンケート用紙は、明日のライヴ用のものでした。


19時35分、miccoさんと菊池達也さんが登場。程なくして開演。アンコールまで終わった時には、22時15分になっていました。
今日のセットリストは以下の通り。

曲順 曲名 備考
1 芽生えドライブ バンドなし
2 星空 バンドなし
3 ゆらり、ふわり、君となら バンドなし
4 アネモネ バンドなし
5 新しい世界 バンドなし
6 move バンドなし・カラオケあり
トークコーナー
7 me*you 〜falling love with my teacher〜 バンドあり
8 雲は一つだけじゃない、友達になろう。 バンドあり
9 流星レコード バンドあり
10 青空loop バンドあり
11 できるかなって☆☆☆ 鈴木/カホーン、山本/ヘッドレスタンバリン、小泉/鈴
12 Lingering Fizz バンドあり
en1 宝島 バンドなし
en2 さくらさくら咲く 〜あの日君を待つ 空と同じで〜 バンドあり

まず前半は、miccoさんと菊池さんだけのゆったりとした雰囲気で進んで行きました…となる筈が、今日の菊池さんはどこかおかしく、「星空」の時には手が寒くて動かないと言う理由で、「アネモネ」の時は演奏を間違えて、途中で曲を止めてしまいました。菊池さんがこんな状態になるなんて珍しいですね。私の記憶にある限りでは、去年4月の「空中迷路」Vol.9で「流星レコード」のギターの入りを間違えたことぐらいしかなかったのに。他にも、「ゆらり、ふわり、君となら」の時はやたらとアグレッシヴな演奏をするなど、今日の菊池さんはいつもとは違っていました。
後半はお馴染みのバンドメンバーを加えて賑やかに。カホーン鈴木達也さん、ベースが山本昭さん、キーボードが小泉"pat"一郎さんです。後半1曲目は「me*you」。松来未祐さんに振られたことによって封印されたと思われていたあの曲を、こうしてまた聴けるとは。「流星レコード」はpatさんのキーボードがとてもメロディアスで、オリジナルとはまた違った仕上がりになっていました。最終曲の「Lingering Fizz」では、最後にサビが何度も繰り返される中、miccoさんが客席にマイクを向けて絨毯爆撃。前から2列目にいた私のところにも、2回マイクが回って来ました。今まで場所が悪くて、1度もマイクを向けられたことがなかったので、嬉しかったです。
アンコールでは、菊池さんがごめんなさいの曲として「ごめんねごめんね皆さん」と即興の曲を歌った後、アンコールアワーズの「宝島」がカバーされました。miccoさんがお気に入りのこの曲、菊池さんは今回初めて知ったそうで、miccoさんから「宝島をやる」との文章が回って来た時には、「宝島」は「宝石」の間違いではないかと思ったのだとか。ちなみに菊池さんはこの「宝島」の時も始まってすぐの段階で曲を止めましたが、今回ばかりは菊池さんがやらかしたわけではなくて、伝達ミスで照明が消えて譜面が見えなくなってしまったからでした。


トークコーナーでは、今年は曲をたくさん作ったことや来年1月のライヴのことなどを題材に、お二人のトークが繰り広げられました。
菊池さんが自分の作った曲をあまり聴かないのは、作ったばかりの頃は細かいところまで聞こえて来てしまい、「あそこはああすれば良かった」と反省してしまうものの、しばらく経ってから聴くと、当時気になっていたところもやはりこれで良かったと思えるようになるからだそうです。
今年出したCDの中で特に印象的なものとして、菊池さんは「ひだま〜ぶる×☆☆☆」を挙げました。USTREAMで収録風景を音なしで配信していたのが記憶に残っているそうです。miccoさんは「旋律の行方、桜夢見月」を選びました。「旋律の行方、空の彼方」が配信限定でひっそりと発売されたのに対して、「旋律の行方、桜夢見月」はちゃんと形になったからだそうです。
コーナーの最後には、プレゼント抽選会が行われました。賞品は、売れ残ったさくらさくら咲く LIVE LIFE 2010!」のマフラータオル×4、オタマトーン×1(菊池さんチョイス)、幸福のぶた×1(miccoさんチョイス)、フクロウの置物×1(2人でチョイス)、さっきまで菊池さんが被っていたチョッパーの帽子×1(実はmiccoさんからの誕生日プレゼント)の計8点でした。全てサイン入り。


marbleが新宿SACT!でライヴをするのは1年ぶりでしたけれども、やはりこの箱は良いですね。近い距離感で演奏を味わえますから。キャパが3桁規模の会場では、こうは行きません。