2011年2月20日アニメ感想

STAR DRIVER 輝きのタクト / 第20話 「描かれたあの日の虹」

回想シーンで、タクトの母親・ソラ登場。中の人は折笠富美子さんと言うことで、また三木眞一郎さんと共演でした。何故かこのお二人って、役の上で深い繋がりがあることが多いんですよね。最終兵器彼女スクラップド・プリンセス鋼の錬金術師こばと。などなど。その積み重ねがあるおかげもあってか、2人の心情のすれ違いが、芝居の掛け合いによって見事に表現されていたと思います。
タクトの父親って、結局ヘッドだったんですね。それではあまりにも直球なので、もう一捻りあるかと深読みしていました。カタシロと違ってヘッドが今も若い姿のままなのは、「心がゼロ時間に捕らわれている」せいでしょうか。にしても、ヘッドがあんな人物だと分かった以上、ケイトがヘッドと協力関係にある理由がますます謎。
上手く行かなかったトキオ・リョウスケ・ソラの関係は、そのままタクト・スガタ・ワコの3人に重なります。過去をなぞるとすれば、タクトとワコがくっついてスガタはカタシロボジションになるのですけれども、ただ決定的に違うのは、タクトはワコのことをちゃんと見ているし、ワコはスガタの気持ちを知っているんですよね。であるならば、不幸な歴史は繰り返さないのではないかと。