こんな時だからこそ

高橋理恵子さんが出演すると言うことで、きたく子ども劇場鑑賞例会 幼児部・低学年部・高学年部「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」に行って来ました。


会場は北区王子にある北とぴあ2階のさくらホール。私はきたく子ども劇場の会員ではないので、一般で予約をしていたのですが、総合受付でチケットを貰うと、席はO列右方。O列よりも前の席には、会員と思しき北区の親子連れがずらりといました。このような地域的な鑑賞会に参加したのは初めてだったのですけれども、こんなに人が集まるものなんですね。


17時過ぎ、子供達による前説があって、17時5分開演。休憩なしで18時25分まで、1時間20分の舞台でした。
出演者等(敬称略)は以下の通り。


別役実
演出
小森美巳
キャスト
魔法使い(ハンナ・マンナ):高林由紀子
森番(キンテ・カント)石住昭彦
赤ずきんちゃん高橋理恵子
案内人(ペンテ・ポント):石原由宇
老狼(ドンテ・モント):吉見一豊
長狼(ボンテ・グント):岩崎正寛
短狼(バンテ・グント):馬渡亜樹
覚え男(アンテ・レント):瑞木健太郎
忘れ女(リンナ・ルンナ):薬丸夏子
水玉兎(アンナ・コンナ):山根舞
縦縞兎(サンナ・モンナ):乙倉遥
横縞兎(レンナ・クンナ):吉田久美
森の歌(声のみ):小森創介、寺尾たかひろ

この「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」は2008年12月に1度観たことがあるのですが、こうやって改めて観てみても、やっぱりナンセンスな作品ですね。全てが夢の中の出来事のような、不思議な話。言葉遊びがふんだんに散りばめられた歌が面白いです。
理恵子さんは赤ずきんちゃん役での出演で、勿論実年齢とはかなり離れた役なのですが、でもその所作に少女らしい無邪気さと気まぐれさ、そして可愛さが表れているのはさすが。


大変な状況にある今この時、万全を期して予定通り今回の鑑賞例会を開催してくれたきたく子ども劇場さんに感謝。