2011年3月29日アニメ感想

君に届け 2ND SEASON / episode.11 「祭りのあと」

遂に想いが通じ合った爽子と風早。間に人が1人入れそうな微妙な距離感と言い、恥ずかしい台詞のオンパレードと言い、その初々しさが堪りませんね。公共の電波を使ってイチャイチャしやがってと、30分間ニヤニヤさせられっぱなしでした。
そんな状態の中で異質な雰囲気を運んでいたのはくるみ。画面に映ったA・B両パート終わりでは、急にハッとさせられました。まあ、くるみはおめでとうとは言わないでしょうが、見苦しい真似もしないと思うので、その意味では安心です。他の不穏分子の方は爽子に何かしそうな雰囲気。
何はともあれ、クラスメイトから担任まで公認の仲の2人。ここまで派手に関係を知られていると、上手く行かなくなった時の周りの目がちょっと怖いですけれども。例えば何かの間違いで風早が爽子を泣かせたりなんかしたら針の筵じゃなかろうか。

君に届け 2ND SEASON / episode.12 「大事な人」

爽子を妬む5人組が暗い気勢を上げていたところに居合わせたくるみ。痛烈な言い回しで5人組を論破していました。風早にフラれて爽子にライバル宣言してからこっち、梅ちゃんは本当に良い女になったなあ。
しかし変わったのはくるみだけではなかったようで。あの爽子が、場を去って行くくるみを追い掛けようとする5人組を手で制して、「くるみちゃんのライバルは私なので」と言い放つようにまでなるとは。以前だったら何も出来ないか謝るかのどちらかぐらいしか出来なかっただろうに、今はもう違います。
ひたすら甘々な前回。最終回の今回も爽子と風早は相変わらずのバカップルっぷりでしたけれども、くるみとの遣り取りなど湿っぽい部分もあったりして、大きな一区切りが付きました。ここから爽子と風早、2人の新たな物語が始まって行くことを予感させる、良い終わり方ですね。カイジと言うオチまで用意されていましたし。