2011年4月3日アニメ感想

STAR DRIVER 輝きのタクト / 最終話「僕たちのアプリボワゼ」

「何が綺羅星だよ、馬鹿馬鹿しい!」。一時期はノリノリで「綺羅星!」とかやっていた癖に、それを言っちゃいますか。ヘッドことトキオはこれまで、様々な物を犠牲にしてまで力を求めて来ましたが、力を得てやりたかったのは、失った過去を取り戻すこと。矛盾していると言うか、虚しいと言うか。
結局ワコがタクトとスガタのどちらも選ばないまま、物語は終わってしまいました。いわゆる「お前達が俺の翼だ」エンドは、まあ、男女の付き合いは一対一と言う一般的な感覚からすれば、どれだけ取り繕ったところで感じは悪いですよね。カラオケ回の時には、これでワコはタクトルートに入ったと確信したんだけどなあ。
基本的に人型ロボットが戦う話が大嫌いな私ですが、あの五十嵐卓哉監督が初めてロボットモノを手掛けると言うことで、放送開始前から注目していました。確かに従来のロボットモノには見られない独特な部分はあったけれども、振り返ってみると、やはり戦闘していない時の方が面白かった気がします。