2011年5月6日アニメ感想

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 / 第3話「めんまを探そうの会」

ぽっぽの「めんま」目撃事件。先週の流れから言うと、あれは十中八九ゆきあつでしょう。好きだった女の子の格好を自らして心の隙間を埋めるって、いかにも岡田麿里さんが好きそうな仕掛けですし。と言うことは、つるこに付き合わせて選んでいたあのシュシュも「めんま」用、つまり自分用ってことですか。
さらにはゆきあつは、自分もめんまを見たとじんたん達に言い出します。めんまはみんなの心の中にいる…ってことだったら良い話になるのですが、明らかにじんたんへの対抗意識から出た嘘ですね。騒ぎを大きくしたところで、その先に待っているのは自らの奇行バレ。じんたんに真実を知られた時、それが和解のきっかけになるのか、さらに亀裂が深くなってしまうのか。
段々とゆきあつと言う人間が見えるようになって来ても、相変わらずつるこは何を考えているのか、読みにくいです。やっぱりゆきあつのことを好きなのでしょうか。ゆきあつを冷ややかな目で見るのは、いつまでもめんまに囚われていて自分を見てくれない失望から。あなるに対して手厳しいのは、あなる→じんたん→めんま←ゆきあつ←つること言う恋愛構図において、自分と同じポジションにいるから。つまり自己嫌悪の裏返し。と、そんな風に一応説明出来ます。