2011年8月23日アニメ感想

異国迷路のクロワーゼ The Animation / #08「子供部屋」

幼少、ちょっと成長、そして現在と、矢作紗友里さんによるカミーユ三段活用で、色々なぉは様ボイスを聞けてお得な回でした。クロードをいじめてみたり、湯音にネチネチとやっかんでみたりと、カミーユさんもなかなか一筋縄では行かない人ですが、湯音の純真さには敵わなかったようで。
アリスの日本贔屓は、窮屈な家で育ったが故の外の世界に対する憧れから来るものだったんですね。もっともアリスだけを見ていると、ブランシュ家に雁字搦めになっているようにはあまり感じられませんけれども。まあ、そこはやはり長女ではないからですかね。日本の昔話を聞かされて、意味の分からない単語を繰り返すアリスは、悠木碧さんの持ち味が存分に発揮されていたと思います。「サルカニ?」の辺りなんかが特に。「アマノイワトッテナンデスカー」的な意味で。
前回ではなかなかに頼もしいところを見せたクロードも今回は良いところなし。湯音に頑なな心を溶かされたカミーユや今日も楽しそうなアリスと比べると、何だか1人だけ可哀想なポジションでした。