2011年10月28日アニメ感想

ラストエグザイル-銀翼のファム- / #03「Light square」

ルスキニアを始めとするアデス連邦の軍人はみんな野心家かと思っていましたが、アウグスタのサーラへの忠誠心はかなり高そう。なるほど、トップが伊藤かな恵さんボイスの幼女皇帝ならば、アデス連邦軍の士気が高いのも分かります。と言う冗談はさておき、背景事情も段々と明らかに。空族が主にアデス連邦の艦船ばかり狙っていたり、反対にトゥラン王国にはやたらと好意的だったりするのは、空族もトゥラン王国民と同じく帰還民で、アデス連邦には恨みがあるからなんですね。
姉を失ったミリアは色々と暴走行為やらかしてしまうものの、遂には無力な自分に気付き、さらには髪を切って新たな一歩を踏み出し始めました。ファムもジゼルも荒事を家業にしているせいか、人格的には完成されている感じがありますから、この物語を通して1番成長しそうなのはミリアですよね。
一方、ファムについて注目すべき点は、やはりその身の上。両親(?)は既になく、どこの誰だか分からないとなれば、出生に秘密があると疑わずにはいられません。高貴な身分か、あるいは主要登場人物の誰かの肉親か。リリアーナと同じく、エグザイルの鍵かもしれません。