2012年1月6日アニメ感想

ラストエグザイル-銀翼のファム- / #11 「Backward pawn」

10年前のグラン・レースについて今までは、ファム側の視点からしか描かれていませんでしたが、アデス連邦の人達も含め、主要登場人物の誰もにとって忘れられない出来事だったんですね。開催に尽力した先代アウグスタ・ファラフナーズ。現在は鎖国政策を採るグラキエスまで参加していたと言うことは、ファラフナーズは世界平和の実現に相当注力していたんだろうなあ。
そのファラフナーズも、グラン・レースの表彰式の最中、リリアーナを庇って死亡。そして護衛のルスキニアは怒りのあまり暴走。OPに込められた謎は、今回でほぼ全て判明ですかね。これで各人の行動原理について、考えるための材料が増えました。ひょっとしてリリアーナファラフナーズの代わりになろうとしている? ルスキニアは「私1人ではなく、この世界を守って欲しいの」とのファラフナーズの言葉を彼なりの解釈の下に実行している?
にしても、ファラフナーズが襲撃された場面はシリアスなシーンなのに、ルスキニアとアラウダの動きがスゴ過ぎて、笑えて来ちゃいました。あそこまで行くと最早ギャグです。大国の皇帝の割には護衛が薄かったような気がしますが、各国の警戒を解くため、そしてリスキニアとアラウダの超人的能力を信頼していたからでしょうか。で、それが仇となって、数で来た暗殺グループを防ぎ切れなかったと。