CDエクスプレスシリーズ

マイナー語学学習者がお世話になる国内の出版社と言うと、だいたいは大学書林白水社です(以前は泰流社なんてのもありましたが)。その白水社から出ている語学教材シリーズがCDエクスプレスです。
これは会話中心の教材で各言語とも20課構成になっていて2課ごとに練習問題があります。何よりありがたいのはネイティブ(一部そうじゃないのもあるけど)が吹き込んだCDが付いていることです。チベット語スワヒリ語なんかの音声教材は他ではなかなか手に入るものではありません。
もちろんこのシリーズにも不満な点はあります。たとえば文法事項の説明が不十分だとか、現地では使わないような表現が使われている場合があるとか。しかし二・三千円で音声付きの教材が手にはいることのメリットはこれらの欠点を補ってなお余りあります。
CDエクスプレスは元々エクスプレスシリーズ(カセット別売り)として出版されていたものをここ何年かで徐々にCD化してきたものです。最近CDエクスプレス ハンガリー語が出たので、これを機に現在のラインナップを見てみました。
現在のラインナップはこんな感じです。そしてまだCD化されていないのは、これこれだけです。残すところ二つだけなのでCDへの完全移行ももうすぐですね。