コピペ

さらに今日は「月刊言語11月号」も買ってました。
この雑誌には「亀井肇の新語・世相語・流行語」という連載があります。まあだいたいこういうのは、とても「新語」とは言えない語を載せたり、的はずれな解説が付いていたりするのが世の常です。
たとえば今月「サブ・カルチャー」の新語の中に「コピペ」がありました。語釈の全13行中、何と12行を「学生による、ネット上の論文のコピーをレポートとして提出する行為・それにたいする批判」に費やしています。
確かにそういった意味合いで使われることもありますけど、むしろ現在では「定型文」という意味で使われることの方が多いような。
しかも「今の学生はこうした常識をわきまえていない」とか「著作権侵害になることも知らない」とか語釈とは関係ない、というかにわかには真偽を判断できないことまで書かれています。
執筆者は「現代用語の基礎知識」の元編集長みたいですが、どういう基準で新語を選び、どういうソースによって語釈を付けているのかな?
と雑誌の中の300文字に満たない重箱の隅をつついてみましたw