瞳子の縦ロール 2005年10月速報値
私には前々から気になっていたことがあります。
それは、
- 瞳子の縦ロールの巻き数の相場はいくつぐらいなのか？
- 回転方向とその左右の組合せは？
と言うことです。
マリみて絵師さんが描いた絵を見ても、人によりまちまちで良く分かりません。と言うわけで、この際思いきって調べてみました。この分野に関しては、本邦初（多分）の本格的調査（笑）ではないでしょうか？
その集計方法はこちらです。
- PUREさんのマリみて的お絵かき掲示板の10月分の絵が集計対象
- 集計対象とする瞳子の縦ロール（注：便宜的に巻き数が0のものも含む）は、全体が見えているか、あるいは大部分が見えていて、見えていない部分の巻き数が推測できるもの
- 1枚の絵に瞳子が複数回描かれている場合、それぞれ別々にカウント
本当はネット上に存在するマリみてのイラストサイトを広く対象にすべきですが、それはそれで基準とか色々問題があるので、次善の策を採りました。
それから、これはあらかじめ断っておくことですが、集計された縦ロールの巻き数と回転方向は、私の独断的解釈に基づくものです。なるべく正確に集計したつもりですが、特に小さい縦ロールですと、巻き数・回転方法の判別が難しかったり。後、縦ロールの先端部分をどこまでカウントするかと言う問題も。
と言うわけで、ここに挙げる数字は必ずしも正確とは言えないため、論文に引用するなどの行為はお控え下さい（笑）
それから用語と言うか造語の説明を少し
前置きが長くなりましたが、集計結果を見ていきましょう。
- 絶対瞳子値
まずこれが、絶対瞳子値の分布のグラフです。
このグラフは想定されているのとは違う使い方をしているので、少し見方がややこしくなっています。
（例）2005-10-06の値は21。これは、2005年10月の絶対瞳子値が6である縦ロールの本数が21本だったことを表しています
＊但し、2005-09-30の絶対瞳子値は0、2005-10-11の絶対瞳子値は11以上です
で、絶対瞳子値に関する統計はこちら
| 縦ロール本数 | 絶対瞳子値合計 | 最小値 | 最大値 | 平均値 | 中央値 | 最頻値 |
| 101 | 423 | 0 | 20 | 4.19 | 4 | 3 |
大部分の縦ロールは、絶対瞳子値3〜6の間に収まっています。0は髪をほどいた状態なので、ネタ絵の場合が大部分です。また7以上のものも大半はネタ絵だったり。
気付いたことと言えば、絶対瞳子値1の絵が一枚もないことですね。一巻きでは縦ロールの形をなしませんから、当たり前と言えば当たり前ですが。
しかし、この結果、少し予想外でした。瞳子には、縦ロールを過剰に強調して描かれているような印象を抱いていたのですが。ひびき先生の瞳子は絶対瞳子値6ぐらいですので、むしろ絵師さん達は控え目なんですね〜。
- 瞳子値（回転方向も考慮）
瞳子値を単純合計すると何が分かるんだ？と聞かれても、私には分かりません（笑）
強いて意味を見いだすなら、回転方向を加味した巻き数の累計と言うことになりますが、それが何の役に立つかは結局不明…
まあ、眺めて楽しむなりして下さい（笑）
- 回転方向の組合せ
左瞳子値がプラス（順時計回り）で右瞳子値がマイナス（反時計回り）の場合、順反というように記しています。
| 順順 | 順反 | 反順 | 反反 |
| 2 | 8 | 17 | 11 |
事前の予想では、反順が最も多いと思っていたので、それは予想通りでした。
意外だったのは、反反と言う左右非対称な組合せが多かったことですね。普通に考えると、縦ロールは左右対称なハズですが、両方とも同じ回転方向にした方が描きやすいのでしょうか？
- まとめ
今回、縦ロールに着目して瞳子絵を見直してみましたが、瞳子の縦ロールは絵師さんによって千差万別、一つとして同じ縦ロールはありませんでした。中には漫画のコマごとに瞳子値が変化している作品も。
調べていく内に自覚した個人的な好みは、左瞳子値-3・右瞳子値+3です。絶対瞳子値は3ぐらいがすっきりしていて良いと思います。そしてやっぱり左右対称の方が落ち着きますね。
にしても道理で集計していて目が回るわけですね。合計423巻き、数えたことになるわけですから（笑）
そんなわけで今回はこれぐらいで。もしかしたらこの記事、月末恒例になる可能性がなきにしもあらずです。
