穴がなくても自分で掘って入りたい

うわ〜ん、恥ずかしいよ〜(挨拶)
昨日マリみての記事で、聖さまの絵を祥子さまと間違えた上に文句をつけると言う、非常におバカなことをやらかしてしまいましたが、それをも上回る出来事を体験しました。

い……いや……体験したというよりは、全く理解を超えていたのだが……
あ…………ありのまま、起こった事を話すぜ!
『俺はポイントカードを受け取ったと思ったら、いつの間にか財布の中身が床に散らばっていた』
な……何を言ってるのか分からねーと思うが
俺も何をしたのか分からなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
手が滑っただとか小銭を落としただとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ
もっと恥ずかしい物の片鱗を味わったぜ……

え〜とつまりですね、こういうことです。

買い物に行った私は、会計前にポイントカードを取り出した。ちなみにこのスーパー土曜日ポイントが通常の5倍である。
私は会計に時間を掛け過ぎる人に対してあまり良い気持ちを抱いていない。特に夕飯時などの混雑時にとろとろと代金を支払っているおばさんに対しては殺意すら抱くほどである。
その点、私に抜かりはない。レジの混雑のピークを過ぎた午後7時半、それにも拘わらずカードが返ってきた後可及的速やかに代金を支払えるよう、財布の小銭入れは既に開かれている。
カードを店員が読み取り機械に通す。そして私にカード差し出す。私はそれを受け取ろうと手を伸ばす。
この時私は気付くべきだったのだ。私が伸ばした手は財布を持っていた左手であることを。
カードを受け取ろうとした刹那、手の中で財布の上下が反転した。しまった、と思った時にはもう遅い。
逆さまになった財布から流れ落ちる1円玉。床にぶつかり音をたてる100円玉。どこまでも転がっていく10円玉…
私の手の中に虚しくも残ったのは、すっかり軽くなった財布とポイントカードだけだった。ここに至って愚かな私は、己の引き起こした事態の深刻さに初めて気が付いた。慌てて床にしゃがみこみ、小銭を拾う私。そして私に集まる店内の視線…
ああ、どうして人は過ちを犯す前に気付くことができないのか。

お店の方二人と親切なお客さん(あたふたしてたからろくにお礼が言えなかった…)が拾うのを手伝ってくれましたが、拾っている時の気持ちと言ったら、恥ずかしさオブジイヤーですよ。
唯一の救いは後ろに誰も並んでいなかったので、他の人の会計を待たせずに済んだことですね。これが午後6時代とかだったら、重罪人になるところでした(笑)