たまにはアニメの感想などでも

週に10本以上のアニメを見ている割には、初回とか最終回以外では感想を書いていないのですが、今日は色々と思うところがあったので。と言うか、どれもこれも鬱展開だよ…。

OPが変わっていて驚きましたが、舞衣がちゃんと出てきた!いや、舞-乙HiMEだからマイと言うべきか、と思ったけれど彼女はジパング出身だから、やっぱり舞衣で良いですよね。
にしてもOPを見る限りでは、前々から噂されていた通り、今後はアリカとニナが敵対していくことになるのかなあ。セルゲイのせいで(ここ強調)。今回のプレゼントのハンカチは、その伏線としか思えません。って言うか、ニナのローブはデザインが微妙…。
予想では、

ヴィントブルームアルタイが戦争
→ニナ悩む
→ハンカチ発見
アリカへの嫉妬に後押しされてアルタイ側に立って参戦

みたいな感じになると思います。
と言うわけで、次回からは暗い話が続くと思いますが、何せ舞-HiMEの先例があるので、最終回では全員復活するんだろ?みたいな雰囲気が漂っている感は否めません。舞-HiMEのラストについては賛否両論、と言うか否の方が多かったように思います。確かに安易なご都合主義とも言えます。が、指摘すべきことが一つ。実は「全員復活」などしていないのです。誰か忘れていませんか?そう、グリーア神父ですよ。
神父はアリッサ殺害に激怒した深優に殺されました。つまりHiMEの想い人として消えたわけではないのですから、最終回の復活の効果も及びませんでした。
確かに神父が死んだままだからと言って特に文句はでないと思いますが、石上先生はかなり卑怯なことをしたのに復活していることと比較すると、ちょっと不公平な気がします。石上先生の死はシスター紫子による無理心中みたいなものですから、最期まで己の所行に対して悔いていなかったんですよね…。
実を言うと、シアーズ会長も復活したかどうか不明ですが、アリッサが復活している以上、その想い人たる彼も生き返ったのではないかと思っています。あ、でもアリッサは本物のHiMEじゃないから、その辺りは断言できませんが。

結局蒼星石雛苺はそのままですか…。何で戻さないんだ、ローゼンは。薔薇水晶と言うイレギュラーな存在が及ぼした効果だけ遡及的に無効になり、本来のアリスゲームの効果はそのまま残ると言うことでしょうけどね。
最終回と言うことでかなり楽しみにしていましたが、水銀燈の最期のシーンでは、画面を食い入るように見つめるあまり、思わず呼吸をし忘れてしまいました。いや、言葉の綾ではなくて本当に。息が苦しくなって初めて気付きました(笑)
やっぱり1クールと言うのは短いもので、色々な問題が上手く解消されるのかどうかが気になっていましたが、かなり上手くまとまったと思います。水銀燈の心の内が真紅に伝わったし、薔薇水晶の戦う理由も分かったし。槐がローゼンではないと言うのはうすうす感じていました。だって薔薇水晶に肩入れし過ぎでしたよね。あれならアリスゲームをする意味がない。
真紅vs薔薇水晶の戦闘シーンはかなりスタッフの気合いが入っていましたね。他のドールの能力も使っていたし。やっぱり蒼星石の鋏は近距離でしか役に立たない…。
一つだけ不満を言うならば、ジュンが全く役に立っていないことでしょうか。一応主人公なんだし華を持たせれば良いのに。あれじゃ、ジュンのせいで真紅がやられたようなものですよね。
最後の方に原作の薔薇水晶*1が出てきたので、第三期もあるようなないような。
そして最後はやっぱりくんくんで締めですか(笑)

この作品でこんな鬱展開が来ようとは、放送開始時には全く思っていませんでした。ローズがこんなに話に絡んでくるとも考えていませんでしたし。
と言うか、ちょっと前までは大して面白さも見出せず、惰性で見ていたのですが、前々回で涙が出そうになるほど感動してしまいました。やっぱり親子愛って良いですよね。
で今回の話ですが、ローズが生きている感じが全くしない!さすがにこの先出てこないなんてことはないと思いますが。やっぱりあれですかね?ソルティに使われている技術で、全身リゼンブルにするしかないような
にしても中田譲治さんの演技はさすがと言うべきか。何と言うか、存在感からして他の出演者とは違う。絶叫シーンでは鳥肌が立ちました。
今後はしばらく鬱展開が続きそうです。何かアクセラも死にそうな感じですし。親友が人体実験まがいのことをされているのだから、セリカは止めろよ、と思ったのですが、良く考えたらまだ入院中でしたね。

*1:少なくともコミックではまだ名前が出ていないので、「薔薇水晶」と言う名前ではないかもしれません。