四月の魚

エイプリル・フールのネタとか、そう言うのはやりませんよ?(挨拶)


今日は4月1日と言うことでネット界隈では色々なネタが飛び交っていますが、そもそもエイプリル・フールとはラテン語の「Stultus Aprilis(四月の愚か者)」の英訳で、「四月の愚か者」とは共和政ローマのある神祇官のことです。
当時ローマでは執政官ファルススによる改暦が行われ、それまで新年の始まりが現在の4月(mensis Aprilis)だったのが1月(mensis Januarius)に移動しました。ところが神祇官は新年の始まりが移動したのをうっかり忘れて、4月1日に向けて新年の祭りの準備をしてしまったのです。これを知った執政官ファルススは「神祇官は改暦に反対している」と思いました。執政官ファルススの政治基盤は弱いものでしたので、細かいことにも非常に敏感になっていたのです。結局神祇官は叛意ありとされ、4月1日に処刑されてしまいました。
神祇官の親しい友人達は、彼に叛意などなく単にうっかりしていただけだと分かっていましたので、その死を哀れみました。それ以後、その友人達は毎年4月1日に神祇官を悼む集まりを密かに催しました。それが長い時を経て、現在のようなエイプリル・フールになったのです。
ですから本来は下らないネタを公開して喜ぶ日なんかじゃあありません。今では名も伝わっていない、その神祇官を追悼すべき日です。
まあ、↑は1行目から嘘なんですけどね(笑)。更新したのは2日だけど、日付は1日だからギリギリセーフと言うことで。それに私のパソコンの時計はUTCに合わせてあるので、まだ1日の午後7時代ですから。(←何その言い訳)
そう言えば、マリみて的には祐麒の誕生日ですね。何だか結構忘れられている気がするのですが(笑)。それに実際4月1日生まれの人って、「今日誕生日なんだ〜」とか言っても信じてもらえなさそうですよね。