ついにこの次は百鶴です。大きい紙を用意しなくては。
昔男(むかしおとこ)
業平を昔男と言うならば昔女は小町なるべし
これも本に2通りの展開図が載っていたのですが、原本に近い展開図から折りました。
蕣(あさがお)
朝顔や釣瓶とられて貰い水ついでに千代と目で知らす暮
これはまあ、特に難しい要素はありませんでした。鶴1羽の大きさも、元の正方形を9分割したものなので余裕がありますし。16分割になってくると少々面倒くさいのですが。
葭原雀(よしわらすずめ)
暮を待つ吉原雀仰々し太子格子に散茶呼び出し
折るのは1回でできたのですが、最初に切り込みを入れるのを2回間違えました…。
布晒(ぬのざらし)
顔見せや顔をさらして布晒人も砧の何時も大入り
折っている際は途中でちぎれるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、意外と大丈夫でした。
雛遊(ひなあそび)
見渡せば芸子白人こき混ぜて柳桜の雛遊びなり
ちぎれそうになる危険性は感じませんでしたが、なかなか折るのは大変でした。それに完成した後に各鶴の位置を整えるのも面倒。この構図だと全部は見えませんが、真ん中の親鶴に12羽の小鶴がくっついています。