嗚呼、麗しの誤字発見

マリみて以外のドラマCDを買うのは初めてです。聴く以前には「マリみてのラジオドラマみたいな出来だったらどうしよう」なんて不安もあったわけなのですが、いや〜、これがかなり面白い。アニメ本編のパロディを随所に挟みつつ、オリジナル要素もあって何とも言えない絶妙な感じになっております。


マミーナ好きとしては彼女が元気な姿で出ているのが何よりも嬉しかったです。貧乏キャラを強調され過ぎてちょっと可哀想でしたw ロードレとの竹下通りデートは仲睦まじい(?)2人の姿がとても微笑ましい。あの2人は付き合うと価値観の違いから苦労しそうですねw
本編では足りなかった分を補うように、アーネヴィは終始イチャイチャしていますw 社内リ・マージョン禁止なのにww そしてパラ様はますます報われず、そして情けないwww
カイムやリモネもかなりキャラが立っていました。ドミ姐・ユン・アルティ・フロエ・モリナスが出てこないのは残念ですけれど、全員出てきたら収拾が付かなくなりそうなのでかえって良かったのかもしれません。


パロディとしては、「嗚呼、麗しのシヴィラ・アウレア!!」のネヴィリルには思わず笑ってしまいました。本編では名台詞だったのにw ってか、何で「シヴュラ」じゃなくて「シヴィラ」なんでしょうか?単なる誤字?
他作品のパロディとして、オナシアの中の人ネタがきたのは予想外でした。ちょっと驚き。


BGMの使い方もかなり巧妙。「妖艶なる絆の響き」・「大空のアウリーガ」・「歴史は語る」などの名曲がギャグ・シーンで使われるなんて、そのギャップがとても良いですw 最後のシーンではアニメ本編では使われることのなかった「明日への勇気」のサビ部分が流れてGJ! サントラ未収録かつ本編未使用の曲も使われていたり。


そして「嗚呼、麗しのアフレコぶっちゃけトーク」はダブル高橋さんが仕切っていて、まるでSimoun〜電波 DE リ・マージョン〜のよう。リスナーとしてはちょっと嬉しかったです。

余談

実は「シムーン」と言う名前の株式会社は実在します。それは有限会社シムーンです。
有限会社」となっていますが、2006年5月に会社法が施行された結果、全ての有限会社は株式会社となりました。だからこの会社も株式会社です。正確に言うと、株式会社の内の特例有限会社ですけれど。