Rrha yea ra reen hymmnos

何かもう色々と限界でした(挨拶)
水木金とまともに寝る時間がなくて、でも土日は自由に使えると思いきや寝不足の反動で殆ど活動できず。そろそろ未視聴のアニメをどうにかしなければいけないし、百合姫の感想もまだ書いてないし、週末に届いたヨリドラシムーンDVDもまだ手付かずだし。1日30時間ぐらい欲しいですw


そんなこんなで、本当は水曜日に更新する予定だったCD感想。

RAKA

RAKA

これが志方さんのメジャー2ndアルバムとなるわけですが、遂にきましたね。少々物足りない感が否めなかったメジャー1stアルバム「Navigatoria」と比べて、「Raka」は志方色全開!廃楽を超えたかも?

  • 大地の鼓動

導入の短いインスト曲。いや、微妙にコーラスも入っていますが。ディジュリドゥの音がオーストラリアの広大な大地を連想させ、「大地」が隠し要素*1であるこのアルバムの1曲目としてまさに打って付け。

  • 金環蝕

このアルバムで1番好きです。スワヒリ語(多分)のコーラスが脳内リフレインしてしまうw 1曲目がオーストラリアのだとすれば、2曲目はアフリカですね。

  • 春告げ 〜Raggi di primavera〜

PS2の「花帰葬」ED曲の1つ。歌詞はイタリア語。サビ部分の低音コーラスが良いです。
今回のアルバムのテーマは「月」と言うことで、「AVE MARIA」を除く全曲の歌詞に「月」と言う言葉が入っているとのことでした。でもあれ?この曲には「Luna」なんて言葉は出てこなかったような?と思ったら、「tempo」の日本語訳が「月日」になっていました。これも一応「月」ってことなんでしょうか。納得いきませんw

  • まほろば

オカリナと琴が郷愁を誘います。コーラス部分はアイヌ語でしょうか?私が知っているアイヌ語と言えば「ニシパウタラ カッケマクタラ シネイキンネ コンカミナ」ぐらいなので、断定はできないのですけれどw

  • 蒼碧の森

「SUMMER MIX Vol.01」に収録されたもののアレンジ。いや〜、志方さんが日記に書いていた通り、完全に別物ですね。月明かりに照らされる静謐な冬の森が目に浮かんできます。

  • 黎明 〜Aurora〜

PS2の「花帰葬」ED曲の1つ。歌詞はイタリア語。「Raka」の中で最も綺麗な曲だと思います。

  • 祈り 〜モンラム〜

歌詞は全てチベット語。日本語訳は載っているものの、チベット語の読みについては全く情報なし。よってチベット文字が読める人でないと歌えませんw 冒頭の多重アカペラには思わず聴き惚れました。

  • Luna piena

題名の通り満月を歌っています。「Raka」のテーマは「月」ですから、「Raka」の代表曲と言えるかも。終盤、「Ecco che torno」で畳み掛けるところが良いですね。

  • うたかたの花

二胡哀愁たっぷりに響く曲。でも泣けてくるわけではなく、むしろ壮大で前向き。

  • 晴れすぎた空の下で

これが「晴れた空の下で」だったらさわやかな曲になったでしょうが、「晴れすぎた」ですからね。水不足で乾いた大地の歌です。曲調としては「ロマの娘」に似ていると思う。冒頭のコントラバスが印象的。フェードアウトしていく終わり方からはあまり救いは感じられません。このアルバムの中で「金環蝕」の次に好き。

  • AVE MARIA

シューベルトの「AVE MARIA」のイタリア語ヴァージョンです。マリみて好きとしては微妙に心苦しいところなのですが、私はグノーよりもシューベルトの方が好きです。ちなみにヴァイオリンを演奏しているのは、あの葉加瀬太郎さんですよ!

  • 謳う丘 〜EXEC_HARVESTASYA/.〜

アルトネリコ」のテーマ曲のアレンジです。これがもう本当にスゴいことになっています。さすが「EXEC_HARMONIUS/.」以上にコーラスを重ねただけはあります。2分40秒辺り(特に3分過ぎ)からは1度聴いただけでは何が起こっているか分からないぐらいw ある意味、「Faerie's Aire and Death Waltz」を聴いた時のような状態です。何回聴いても1度に全ラインを耳で追うのは難しいですね。
歌詞は日本語とヒュムノスですが、ヒュムノスについては日本語訳が載っていないと言う不親切設計w まあ、こう言う便利なサイトがあるので、「祈り 〜モンラム〜」ほど困らないですけれど。ちなみにそこからヒュムノスのフォントを入手すると、この記事のタイトルがヒュムノス文字になります。font要素のface属性でHymmnosを指定してあるので。
1つ不満を言うとすれば、「Was yea ra 〜 pitod yor」の台詞部分がちょっと長過ぎて間延びしているように感じられることでしょうか。アレンジ前の台詞は「Ar tonelico」だけだったので曲が止まるのは約1.4秒。これに対して今回の台詞は約4.7秒もあります。ここまで間が空くと曲の勢いが死んでしまうんですよね。


勇侠青春謳

勇侠青春謳

昨日、こむちゃに宝野アリカお姉さまが出ていましたね。放送禁止用語を連発するとはさすがアリカお姉さまですw ひょっとしてひょっとするとわざと言ったのかもしれないと個人的には思っています。だとすると、謝罪する羽目になったのび太アナはちょっと可哀想ですけれど。まあ、いずれにせよご本人の日記に比べたら些末な問題です。あそこでは某フォークデュオを酷評したり、BBSに書き込みするファンに注文を付けていたりしますからw

  • 勇侠青春謳

テーマ・曲調共に「愛と誠」に似ています。相変わらず転調が激しいw 多分これには付いていけない人もいるんじゃないかと思ったり思わなかったり。
歌詞的には「愛と誠」が戦場へと男性を見送る女性視点だったのに対して、こちらは男性視点ですね。いや、決して同じ状況を2つの視点で描いているわけではありませんけれど。
最後に「亡國覚醒カタルシス」の1フレーズが入っているのは片倉三起也さんの遊び心でしょうか。

  • 鎮魂頌

歌詞とその意味については、こちらを参照。
「dilettante」に収録されているもののアレンジなのですが、「勇侠青春謳」のカップリングとしてこの上なく相応しい曲です。
前から気になっていたのですが、歌の合いの手のように入るピアノがモーツァルトの「Requiem」の「Rex tremendae」のオマージュのような気がしてなりません。アリプロはクラシックからの引用が多い*2ので、強ち的外れでもないように思います。

*1:志方さんはこう言っていましたけれど、全然隠れていないような気がするw

*2:それ故、アリプロを語る時は、自分の浅学非才ぶりをさらけ出すことになりはしないかといつもヒヤヒヤしていますw