注意書きは良く読みましょう

4月1日日曜日の昼、R*L(ラフラフ)の第1回公演「Melody us Life〜プレゼント〜」に行ってきました。


会場である東京キネマ倶楽部に着いて顔面蒼白ドリンク代500円を入場時に払わないといけないことにそこで初めて気が付いたんです。チケットにもその旨しっかりと書いてあったんですけどね、「キネマ」と言う名前からして古くからあるしっかりとした劇場だろう、そんなところでドリンク代なんてシステムはないと勝手に思い込んでいたんです。これがライヴ・ハウスだったらちゃんとドリンク代も用意していましたよ。と、言い訳をしたところで説明を読んでいなかった私が悪いのですが。
いつも財布の中にはギリギリのお金しか入れていないのでドリンク代が出せるかどうか不安になりましたが、100円玉4枚と10円玉10枚でどうにか払って会場の中へ。私の席は前から6列目。


私がこの公演を見に行ったのはR*Lのメンバーに折笠富美子さんがいるからですが、正直なところあまり期待していなかったんですよね。チケット代5000円の価値はないだろう、下手すると大コケしてR*Lとしての今後の活動は望めなくなるんじゃないかと思っていました。
が、実際に見てみると予想を遥かに超える面白さでした。朗読あり、歌あり、劇ありの濃密な2時間。何度も笑わせて頂きました。失礼な予想をしていてすみませんでした。
特に面白かったのは、アフレコを題材にした劇と「エア流し」ですかね。前者はなかなか上手く演技ができない新人声優立花声子(折笠さん)とそれに苛立ちつつも見守っている先輩声優かかさずゆみ(かかずゆみさん)の話で、観客には2人の心の声(どちらも豊口めぐみさん)が聞こえてくるのが特徴的。声優さん自身が演じるアフレコ風景と言うことでかなりのリアリティがあったように思います(実際はどうだか分かりませんが)。立花声子もかかさずゆみも当日の10時に脚本が渡されたことを不満がっていましたが、あれは演じているご本人達も思っていることなのでしょうか?w
で、「エア流し」はあるストリート・ミュージシャンが仲間を集め、ついには武道館ライヴを行う話なのですが、演じている人がそれぞれの楽器をエア演奏していました。歌った曲はまず折笠さん1人で中島みゆきの「わかれうた」、次に折笠さんと豊口さんでCHAGE&ASKAの「万里の河」、最後に3人でアリスの「チャンピオン」。キャラソンなどを聞いて以前から思っていたことなのですが、やっぱり折笠さんは歌で演技するのが上手いですね!
そして何より印象に残ったのは、豊口さんの先までスラリと長い手足! 明・めぐみのドリーム・ドリーム・パーティー神谷明さんがよく豊口さんのことをモデルのようだと形容していますが、まさにその通りでした。折笠さんと2人でピンク・レディーの曲を歌いながら踊っている時なんか、折笠さんの手足が短く見えてしまう程でした。


そんなこんなで第2回公演があれば是非生きたいと思わせるような内容でした。ただ不満を1つ言うとすれば、2時間休憩なしでずっとパイプ椅子に座り続けるのはつらいと言うことですね。これが普通のライヴならば座りっぱなしにはならないでしょうから問題ないのですが、今回の公演は観客が立つような雰囲気のものではなかったんです。


さあ、公演も終わったことだし帰ろうかと思ったところで問題が。ドリンク代を払ったため、財布の中身は126円のみ。どう見ても電車賃不足です。本当に(ry
ってことで家まで歩いて帰ることにしました。家へ向かう方角に上野恩賜公園があったので帰宅しながら花見もできて一石二鳥。

上野公園を出た後は、

ぬこと遊んだりもしながら、1時間半後、家に到着。会場が家の近くで助かった…