2007年6月10日アニメ感想

ウエルベールの物語 / 第10話 「絆の章」

誤解が解け、ティナがリタの謝罪を受け入れた。おまけにティナがリタのことを呼び捨てするようになり、以前よりも距離が近くなった。雨降って地固まる。めでたしめでたし。
と言いたいところなのですが、ティナが盗賊の衣装を売るなんて軽率なことをしたのがそもそもの始まりですよね。だってあれはティナが仕事の時にいつも着ていた服で、おまけに手配書にもその格好で載っているんですよ。それを金に換えるために普通の店で堂々と売るとは、アホとしか言い様がありませんw
大体、話に説得力がないんですよね。もし現実世界でティナと同じような状況に置かれた時、確かに信じてもらうのは非常に難しいでしょう。「泥棒を追いかけていたら盗品を投げつけられ、それを受け止めたところ泥棒を追っている人達に見つかる」なんてことはまず起きないため、盗品を持っている人=泥棒と考えるのが自然だからです。が、今までの脚本を振り返ると、偶然や超展開に随分頼っていました。このような「あり得ないことが頻繁に起こる世界」では、「泥棒を追いかけていたら〜」なんてことだって良く起こってもおかしくないと感じてしまいます。