2007年8月25日アニメ感想

電脳コイル / 自由研究

忌々しい高校野球の中継放送*1が終わり、久しぶりの電脳コイルだと思いきや、「自由研究」と言う名の総集編でした。
桑島法子さんと小島幸子さんがナビゲーターとして出演していましたが、執拗なまでのカメラ目線&原稿丸読みでしたねw まあ、こう言うところはNHKらしいと言えばらしいです。
と言うか、何でこの2人の組み合わせなんでしょうかね? 桑島さんが持っていたぬいぐるみはモジャではなくてデンスケでしたから、折笠富美子さんと小島さんならしっくり来るのですが。もしくは「ゆうこ」同士と言うことで、折笠さんと桑島さんと言う手もありますけれど。折笠さんに何か出演できない事情でもあったんじゃないかと疑ってしまいます。

ロミオ×ジュリエット / 第19幕 継承〜我こそは〜

劇中劇はかなり省略されてしまいましたね。リーガン斎藤千和さんが、せっかく見違えるように演技が上手くなったのに、台詞はちょっとしかありませんでした。エミリア川澄綾子さんに至っては舞台に出ているシーンがないとは。残念だと感じるのは私が2人のファンだからこそですが、客観的に見てもここでリーガンエミリアの見せ場を作っておかないと後は空気となってしまうだけのような。
なるほど、モンタギュー打倒の性格をキャピュレットによる権力の再奪取から市民革命へと変えることで、戦いの正統性が増し、ネオ・ヴェローナ市民、そして何より視聴者の共感を得やすくなりました。ただ、この移行が突然かつスムーズに行き過ぎているような気がしないでもないですが。
大体モンタギュー打倒後のヴィジョンがはっきりしていないのも問題です。一応エルベ村が理想の形ってことでしょうかね。無計画な体制の変動は成功しても混乱をもたらすだけですが、まあ、その辺りはフィクションなのでどうにでもなるかw

*1:忌々しい」は、「高校野球」ではなく「高校野球の中継放送」全体に係っています。念のため。