2010年3月15日アニメ感想

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト / 第十一話『来訪者・燃ユル雪原』

う〜ん、フィリシアがアーイシャを捕虜として引き渡すのを渋っていたことに、あまり正当性を見出すことが出来ませんでした。ホプキンス大佐が関わって来た後に初めて引渡しを躊躇うようになったのなら、まだ理解出来るのですが。それとも何ですか、ヘルベチアでは規則に反した捕虜の非人道的取扱が常態化していて、アーイシャを引き渡したら最後、ヒドい目に遭わされることが確実だったのでしょうか。
何はともあれ、ノーマンズランドローマ軍が出現して、やっぱり、国境の向こう側には無人の地が広がっているセーズも、安全な場所ではありませんでした。ノーマンズランドは何故ノーマンズランドなのか、その辺りが物語の根幹に何か関わって来るとも思っていましたが、それはどうやら外れのようですね。
アーイシャが喋った言葉がドイツ語だったのには、少々驚かされました。なるほど、正統ローマ神聖ローマ帝国をモデルとしているのですね。ドイツ語が分かると、アーイシャが実は逃げようとしていたこととか、ユミナと最初に交わしたのは「軽い挨拶」ではなかったこととかが知れて、面白いです。