2010年10月9日アニメ感想
ジュエルペット てぃんくる☆ / 第28話「音符の魔法でドッキ☆ドキ!」
良いKMB回でした。人間誰しも行き詰まることがあるもの。ましてや、ミリアは8歳で、あかりより4つも下ですからね。あかり達と対等に話しているので、ついつい忘れがちですが。普段自信に満ち溢れた言動をしていても、実はその中身は結構脆いんです。
倒れたガーネットとサンゴの看病を通じて、自分にとって2人が、そして歌がいかに大切なものであったかに気付くミリア。挿入歌「Little☆てぃんくる☆Star」は、ミリアらしい気持ちを歌った、心に残る歌詞だなあと思ったら、EDでのクレジットを見て納得。「空ニラクガキ」と同じく、森由里子さんの作詞でした。
今回はあかりがあまり活躍しませんでしたが、それがかえって話に説得力を与えていたように思います。直向きさがみんなを動かして行く、それがあかりの魅力なのは確かです。ただ今回に限っては、あかりはミリアにとってコンプレックスを刺激する存在。あかりのストレートな言葉はかえって逆効果だったわけで、ここでいつもの調子であかりがミリアの悩みを解決してしまったら、主人公補正が効き過ぎで、白けるところでした。