2011年8月30日アニメ感想

異国迷路のクロワーゼ The Animation / #09「秘密」

今回はクロードとカミーユの幼少時代の話でした。まだ内に抱えた闇がない時代のカミーユは可愛かったです。いや、むしろクロードの方が可愛かったかも。クロードにも、あんなに素直であどけない頃があったんですね。
クロードに累が及ばぬよう、決して家から出ようとしなかったカミーユ。その心中の苦しみは察するに余りあるものですが、大きくなった今でもまだニブチンなクロードに、言わずとも察しろと言うのも無理があります。それにカミーユがクロードに惹かれたのは、自分に対して変に気を遣わないで接してくれたからのようにも思えますし。
苦い抹茶に悶絶するなど、相変わらずアリスは面白い。今までは、あんなにアリスはフリーダムなのに、カミーユと同じ屋根の下にいて、良く衝突しないもんだなあ、なんて思っていたのですが、なるほど、順序が逆だったんですね。カミーユが大事に守って来たからこそ、アリスがあんな自由な子に育ったわけで。