キーボードの打ち間違い

キーボードを打っていると、間違えて隣のキーを押してしまうなんてのはよくあることですが、ここで言いたいのはそういうことではありません。
大部分の人がそうしていると思いますが、私も日本語はローマ字入力しています。でその場合に、rの代わりにpを、nの代わりにhを打ってしまうことがたまにあります。何でかというと、キリル文字との混同のせいです。キリル文字とはロシア語などのスラヴ語をしるすのに使われる文字で、次のようなものです。
↓ロシア語のキリル文字

А Б В Г Д Е Ё Ж З И Й
К Л М Н О П Р С Т У Ф
Х Ц Ч Ш Щ Ъ Ы Ь Э Ю Я

ラテン文字(ローマ字)に似たものもそうでないものもありますが、同じような文字だからといって同じ音を表しているとは限りません。
まず、中段真ん中右のРですが、これはラテン文字でいうところのRです。次にРの3つ左にあるНですが、これはラテン文字でいうところのNです。
私がもっとも接している日本語以外の言語は多分ロシア語なので、影響を受けているというか何というか、とにかくローマ字入力しているつもりがキリル文字が混ざってしまうということです。
rとpを間違えるということについては、辞書を引く時にもよくやってしまいます。たとえばreceiveと引こうとして、peceiveのところを見て、「ない、ない!」と慌てるとか。