変な例文

アイスランド語辞書Íslensk ensk orðabókを見ていたら、こんな例文を見つけました。

hann var svo stór að hann komst ekki inn um dyrnar
he was so big that he could not get in through the door

って、ドアを通れないくらいでかいってどんな奴だ(笑)。もしくはドアが狭いだけでしょうか。
日本語のものに目を移すと、変わった語釈や例文が多い辞書と言えば間違いなく新明解国語辞典です。たとえば「新明解国語辞典を読む」なんかには面白いネタがいくつも挙げられています。
個人的に印象深いものと言えば、「どうも」の項の例文、「魚は好きだが、チーズはどうもというお年寄り」でしょうか。母方の祖母がチーズ大嫌いなので、この文を見ると祖母のことが浮かびます。
と気になって手元の新明解を引くと、この例文は第五版から第六版になるときに「チーズはどうも好きにはなれない」に変わってしまっていました。新解さんらしさが薄まってしまって非常に残念です(笑)