自転車の上で歌を歌う

かえ〜ってきた〜らはな〜すね〜♪(挨拶)
深夜から朝方に掛けて5時間ほどaikoの曲を聞いていたせいで、今朝学校に自転車で向かう途上で自然と口から歌がこぼれてきました。
東京に来てからはあまりしていませんが(やっぱり聞かれると恥ずかしい)、高校時代に帰り道で歌ってました。家から学校まで10kmあったので、何もしないと暇なんですよね。かと言って、電車通学の人みたいに本を読むことはできませんし。
幸い(?)高校から家への道は田んぼに囲まれているところが多く、かなり大きい声で歌っても聞かれる虞がなかったんです。だから遠慮なく歌っていました。
本当は合唱部員としてむやみに喉を使うべきじゃなかったのですけど。
ところで何故帰り道限定なのかと言うと、行きは切羽詰まっていてそれどころじゃなかったからです。毎日遅刻ギリギリでした(と言うか遅刻も何回かした)。
電車やバスと違って、自転車と言うのは自分の努力次第で所要時間を縮めることができます。だから出発時間がどうしても遅れがちになってしまうのです。いや私に限った話で一般論じゃありませんけど。
そんなわけで毎朝文字通り一分一秒を争っていました。学校のチャイムとシンクロさせてある腕時計を見ながら、「下駄箱から教室まで1分13秒、自転車置き場から下駄箱まで39秒、坂を登り切ってから自転車置き場まで58秒」なんて逆算をして、「チャイムまではあと5分47秒。ロスタイムを15秒として、坂を登るために掛けることの出来る時間は2分42秒。今日は結構ピンチ!」などと頭を光速回転させていました(笑)。
遅刻をすると指導が入りますからね、できるならあまりしたくはないのです。だったら家を早く出ろって話ですが。