それは方言です:B紙

今は全国的に冬休み。長期休暇は確かに楽しいものですが、宿題が大量に課されるので手放しでは喜べなかったりもします。
そんな課題の中でも割と時間が掛かるのが、自由研究です(主に夏休みの宿題ですが)。真っ白なB紙に向かうと、気が重くなりますよね。


えっ、「B紙」が何なのか分からない?ああ、すみません、「B紙」は全国的には通用しないんでしたね。アレですよ、アレ、模造紙のことですよ。


「B紙」と言うのは、あの紙のサイズがB1判に近いから、そう呼ばれているんです。「模造紙」は、こっちではあまり通じません。私は初めて聞いた時、包装紙の一種かと思いました。


この辺りの事情は、ここに詳しい統計があります。全国的には「模造紙」が用いられているみたいですが、愛知・岐阜では「B紙」の、新潟では「大洋紙」の割合が非常に高く、地域差が結構ありますね。「鳥の子用紙」なんかは、鳥を使った模様の和紙?とか思ってしまいました。いや〜、日本は狭いようでやはり広いですね。